久しぶりに鹿児島空港の国際線ターミナルを使用する機会がありました。前回の利用からほぼ1年ぶりで、出国エリアのトイレがきれいになっていたなど進化を感じました(以前は恥ずかしいほど古めかしいトイレでした)。観光客増加も考慮し、少しずつ改善されてきているようです。
国際線ターミナルは国内線とは別の建物
鹿児島空港の国際線ターミナルビルは、国内線ビルの隣に別の建物として存在します。そのため、開館時間は国内線のように一定ではなく、当日のフライトに合わせて変動します。また、国内線ビルとの連絡通路はないため、移動の際には一旦外へ出る必要があります(屋根があるため、雨でも濡れることは少ない)。
鹿児島空港国際線ターミナルの開館時間
開館時間は出発便の時刻に合わせて変動する
鹿児島空港の国際線ターミナルビルは出発便の時刻に合わせて開館時間が変動するため、出発時刻の把握はとても重要です。大まかな流れは下記の通りですが、最近は1日に複数の便が運航されることも多いため、早く開館していることもあるかもしれません。
出発時刻の3時間前 | 開館 |
〃 2時間前 | 搭乗手続き開始(チェックインカウンターOPEN) |
〃 1時間前 | 出国手続き開始(保安検査場OPEN) |
今回利用したCI119便(12:20出発)の場合
9:20(3時間前) 開館
10:20(2時間前) 搭乗手続き開始(チェックインカウンターOPEN)
11:20(1時間前) 出国手続き開始(保安検査場OPEN)
11:55 搭乗開始
なお、出国手続きは11:50頃に終了したようでした。
鹿児島空港国際線ターミナルにはラウンジが存在しない
ラウンジサービスの代わりにミールクーポンを配布
(2019年5月現在)鹿児島空港国際線ターミナルにはラウンジが存在しないため、ビジネスクラス搭乗者にはチェックイン時にミールクーポン(1,000円分)が渡されます。このクーポンは、国際線ターミナル内の店舗だけでなく国内線ターミナル内でも利用可能です(1,000円以上の商品購入が前提です)。なお、カウンター業務を請け負っているJALの発行です。
以前はスカイチームエリートプラスなどマイレージ上級会員向けにも配布されていましたが、2018年5月利用時には、既に廃止されていました。
ミールクーポンは2階で利用できる
ミールクーポンは2階の喫茶コーナーで使用できます。
喫茶コーナーで飲食は可能なのですが、搭乗するとすぐに機内食が提供されるため、食べるものを考えてしまいます。ガッツリ食べて機内食が食べれなければもったいない!一方、お店の方からはお釣りが出ないから1,000円分をなるべく使ってほしいとお願いされ… 結局、こんなに買ってしまいました(笹寿司とお茶、塩ゆでピーナツで980円でした)。
保安検査場・出国審査で優先レーンはない
保安検査場(手荷物検査)-出国審査で優先レーンの設定はありません。全員が同じ列に並びます(1列のみ)。出国したら再び待合室で待機となるため、笹寿しを食べながら列が解消されるのを待ちました。これを抜けると搭乗を待つのみです。
2018年5月利用時にはボディスキャナーが1台設置されていました。従来の機械とともに運用されていて、通過前に係員からどちらの列に並ぶか指示されました。なお、ボディスキャナーでの検査時も靴を脱ぐ必要はありませんでした。
(チャイナエアラインの場合)優先搭乗がある
チャイナエアラインの場合は優先搭乗のサービスがあります。対象者はビジネスクラス搭乗客とチャイナエアラインの上級会員(パラゴン、エメラルド、ゴールド)、スカイチームの上級会員(エリートプラス、エリート)です。
この便はJALとの共同運航(チャイナエアライン運航)となっていますが、優先搭乗にJALに関する記載がなかったため、JAL便名での予約では優先搭乗サービスは受けられない可能性が高そうです。もちろん、チャイナエアライン便名での予約であればJALの上級会員であってもサービスは受けられません。同じアライアンスであればよかったのですが、チャイナエアラインはスカイチーム、JALはワンワールドのメンバーです。