今回の連休で久しぶりに台湾へ出かけました。目的は開業間もない桃園空港MRT(桃園機場捷運)を体験することでした(ただそれだけ)。
台北桃園国際空港へ到着
台北(桃園国際空港)にはほぼ定刻通り到着しました。「今回はバスではない、やった!」と思ったのも束の間、ターミナルビルの様子がどうもいつもの第2(T2)ではないような…と思い、通路に設置された案内板を見てみるとやっぱり第1(T1)でした。今回搭乗したチャイナエアラインの日本発着便はT2を使用しているため、T1に到着した場合はT2まで移動しなければなりません。徒歩で移動しましたが、T2までかなり歩きました。まだバスの方が良かったかも。
入境審査を受ける
入境審査場の外国人向けのレーンは到着便が重なると長蛇の列ができます。最近は大陸からの旅行客が減ったためか、以前ほど並ばないような気がします。過去の辛い経験では入境審査場通過に1時間近く要したこともありました。今回はそこまで長い列になっていませんでしたが、それでも10分以上はかかりそうでした。しかし、私は別のレーンが使用できるため、数分で入境しました。別に台湾国籍を持っているわけではありませんよ(笑)
入境審査の時間を短縮する方法とは?
事前に「常客証」を申請し、「外籍商務人士使用快速查驗通關證明」という名の証明書を所持していると、入境審査は非常にスムーズになります。この証明書は1年間に3回以上台湾を訪れた外国人が申請できます(移民署のHPから)。
赤く囲ったところをクリックして申請画面に進みます。
生年月日は西暦で入力します。月と日が1桁の方は「0」を加えます。
(例)1980年1月1日生まれの方 → 「1980/01/01」
再発行や更新などで過去3回の台湾訪問時とパスポートが変わっている方はAnother Passportで「YES」を選択し、Otherの欄に訪問時のパスポート番号を入力します。
Entry Dataの欄には、過去3回の入境日を入力します。私は古い順に入力しています。
Hong Kong and Macau…の欄は何も入力しません(日本人には関係ない箇所)。
Purpose of visitは「Sightseeing(観光)」でOK。仕事以外の方はこれですね。
Address in Taiwan or Hotel Nameは過去に宿泊した台湾のホテルでOKでした。
Telephone Number in Taiwanは任意となっているため、空欄で大丈夫です。
Verify Codeは右の画像の数字を半角で入力します(上記の場合は「3916」)。
「Apply」をクリックして次へ進みます。
入力内容を確認して、間違いがなければ「Print」をクリックします。
申請が受理されると、証明書がメールで送られてきますので、印刷するだけで使用できます。
あとは、入境審査場の入口で交通整理をしている係員に提示すれば案内してくれます。係員が気付いていないときには「Speedy」と表示されたレーンを探してください。「快速査驗通關」サービスは非常に便利です(出境時にも使用できます)。
Online Arrival Cardの使用もおすすめ
常客証に加えてオンライン経由で事前に入国カードを提出しておけば、入境審査はとてもスムーズに終えられます。揺れる機内で記入する必要も、何を書けばいいのかと迷う必要も、スペルミスなどの書き間違いを心配する必要もありません。ホテルなどの情報は予約情報をコピペで完了です。私は紙よりこちらの方をよく使用しています。
サービス開始時には審査官が知らなかった(そんなサービスは知らないから紙を書けと、紙に書き再度列に並び直すよう命じられた悲しい経験)というトラブルもありましたが、最近は紙のカードを持っていない場合にはオンラインかと聞かれるようになりましたので安心です。ただし、オンライン申請の手続きの最後に「受け付けました」のような確認メッセージが出るようになってほしいという希望は未だに変わっていません。受付表を発行してくれれば印刷して提出するだけでオンラインですよと伝える必要すらないので。2018年1月利用時には最後に「Successful!」のメッセージが表示されるようになっていました。まさか担当者が↑を読んでくれたのか?いずれにしても改善は嬉しいです。
(2020年2月追記)新たに登録内容の保存機能が備わっていました。トップページでImportをクリックしファイルを指定すると、以前の内容を読み込むことができます。