台湾桃園空港第2ターミナルのラウンジ報告。食事、座席などについて(チャイナエアライン、THE MORE、PLAZA PREMIUM)

チャイナエアラインラウンジ 台湾

第2ターミナルのラウンジ案内

 

台湾桃園国際空港にはターミナルが2つ、そして、それぞれに複数の航空会社ラウンジやビジネスラウンジがあります。

 

今回は第2ターミナルで利用したCHINA AIRLINES LOUNGEとプライオリティ・パスで利用できるラウンジ(THE MORE、PLAZA PREMIUM LOUNGE)について報告します。

 

(2019年5月追記)THE MOREは2019年4月1日をもって閉館しました

 

CHINA AIRLINES LOUNGE

チャイナエアラインラウンジ

CHINA AIRLINES LOUNGEは改装工事が終了し9月7日にリニューアルオープンしました

 

ラウンジ基本情報(営業時間、場所など)

CHINA AIRLINES LOUNGEは航空会社が運営しているラウンジのため、利用できる方に制限があります。

 

営業時間 5:30 – 23:30

場所   D4搭乗口前(制限エリア)

対象者  チャイナエアライン運航便のビジネスクラス搭乗者

スカイチーム・エリートプラス会員(一部航空会社除く)

 

入口ではチャイナエアラインの客室乗務員の等身大パネルがお出迎えします。写真のように外には人影がありませんが、扉が開くとすぐにスタッフが声をかけてきますので、ラウンジの利用券を渡して入室します。

 

運が良いとチェックインカウンターの係員がラウンジ利用券に写真のような案内図を書いてくれます(係員次第のようで、今のところ写真の時の1回だけです)。

 

ちなみに、第2ターミナル4階には、チャイナエアラインが運営しているラウンジがもう1つあります。以前は「梅苑(supreme lounge)」という名前で、エメラルド、パラゴン会員とファーストクラスの搭乗客のみしか利用できなかった(ANAのSUITE LOUNGEのような感じ)のですが、改装後はスカイチーム・エリートプラス会員も利用できるようになったとの情報がありました。

 

2018年9月以降は、VIPラウンジをD4ゲート前に移転させて、4階をVIP以外に開放したようです。

 

ラウンジの構造(改装後)

入口は3階です(改装前と変わらず)。館内は2階と3階に分かれていて、3階はパラゴン・エメラルド会員専用となっていました。その他の利用者は2階へ案内されます。なお、改装後は階段の位置が受付カウンター左後方へ変わりました。

階段の位置が変わりました

2階との連絡階段

 

 

以下は改装前の写真です(改装前後の変化を感じれなかったので、そのままにしています)

 

 

館内の座席

食事コーナー(2階)

談話コーナー(2階)

PCコーナー(2階)

 

コンセントがあり、PCが心置きなく使用できます。ACアダプターは日本で使用しているものをそのまま利用可能です(電圧110V)。

 

食事

焼き芋(台湾では定番料理のようです)

クッキーやサンドイッチなど(軽食)

チャーハンとウィンナー

点心(6種類)

飲み物

 

麺コーナーへ!

注文はタッチパネルで行います。注文決定後に番号札が発行されます。

利用当日のメニューは5種類でした。

料理が出来上がると番号が呼ばれます。ただし、中国語のみなので、気付きにくいかもしれません。呼び出しの案内板は連動していなかったような気がします。もしかして、待ち人数だったのかな?

今回注文した「ごまソースの豚肉麺」です。美味しかったですよ。

 

 

一通りの食事(8:15のフライトだったため、朝食)を済ませましたが、デザート類が足りません。そこがこのラウンジの唯一の不満点でした。

 

デザートと言えば…アイスでしょう!そんな時は、ラウンジを移動。

 

THE MORE(既に閉館)

ラウンジ基本情報(営業時間、場所、料金など)

営業時間 6:00 – 23:30

場所   4階(制限エリア)、出国審査場通過後右側(「C」ゲート側)

利用料金 NT$1,100(4,400円程度)/3時間

プライオリティ・パス所有者は無料で利用できます。

まだ持っていない方はこちらも参考にしてください。

 

 

ラウンジが集まる第2ターミナル4階の一番奥にあります。入口ではプライオリティ・パスと搭乗券を提示し、利用のサインをします。

 

館内ではフライト情報が確認できます。

 

館内の座席は複数の種類がある

 

館内設備

PCコーナーはWindowsもMacも準備されていました。

 

会議室のような個室にもPCが。しかし、その部屋の名前がなんと「TOKYO」??

 

公衆電話も備えられていました。使っている人を見たことがありません。いるのかな?

 

食事

私はこれが目当てだったのです!ハーゲンダッツ!!2か所に設置されていますが、種類が多少異なります。全種類をいただきました(笑)

 

ドリンク

 

関東煮(おでん)です。

 

点心もありました。

 

カレーではありません。魯肉飯です。

 

おかゆとスープ

 

サンドウィッチとアイス以外のデザート

 

何故か味噌汁のマシンもありました。

 

麺コーナー

2017年10月訪問時には、メニュー(3種類)の札を指させば注文できました。

 

写真の物を渡されますので、呼び出しが鳴ったら取りに行きます。

 

麺は注文があり次第、作ってくれます。

 

今回は湯麺というメニューを注文しました。

 

その他

ラウンジのHPでは、その他にも設備の案内がありますが、私の方では確認できていません。

  • シャワー室
  • マッサージチェア

 

PLAZA PREMIUM LOUNGE

いつの間にかPLAZA PREMIUM LOUNGEがプライオリティ・パスに対応していました。このラウンジは制限エリア4階に2か所あります。

 

今回は出国審査場通過後、THE MOREのちょうど反対側にあるラウンジを利用しました。もう1か所のPLAZA PREMIUMは4階のほぼ真ん中にありますが、今回は利用していません(営業時間外だったため)。

ラウンジ基本情報(営業時間、場所、料金など)

営業時間 24時間営業

場所   4階(制限エリア)、出国審査場通過後左側(「D」ゲート側)

利用料金

利用時間 基本料金
2時間 NT$1,300(5,200円程度)
5時間 NT$2,000(8,000円程度)
10時間 NT$2,400(9,600円程度)

※ 2歳から11歳までは30%割引(12歳以上は大人料金)

※ VIPルーム、シャワールームなどは別途(有料)

プライオリティ・パス所有者は基本料金が無料で利用できます。

 

 

館内の座席

食事をしている人が多い、ダイニング

 

ソファーは寝ている人が多かったです。

 

館内の設備

VIPルーム(有料)

隣のソファーの人たちが静かにしているので、あまり談笑できなさそうです。それにしても高いですね。最大収容人数は28名とのこと(本当に入るのか?)。

料  金
基本料金(10名まで/1時間) NT$8,000(32,000円程度)
追加料金(1名当たり/1時間) NT$800(3,200円程度)
オプションの食事・飲み物(1名当たり) NT$600(2,400円程度)

 

シャワー室(有料)

中は見れませんでしたが、4室あるようです。

利用料金:NT$500(2,000円程度) ※アメニティ付き

 

おむつ交換/授乳室

 

休憩室(有料)

12室。利用していません。1部屋当たり大人2名まで利用可能です。

料  金
6時間利用 NT$4,500(18,000円程度)
12時間利用 NT$6,000(24,000円程度)
オプションの食事・飲み物(1名当たり) NT$600(2,400円程度)

部屋の入口(扉)の注意書き。利用希望者はフロントへ問い合わせるようにということでしょうか?

ちょうど中から人が出てきた部屋があり、通路から覗いたところ、ベッドが備えられていました。また、家族連れでしたので、なかなかの広さがあるのではないかと思われます。

食事

料理はそれほど多くありません。こちらの方がTHE MOREよりも混んでいたためか、空になっている料理が多かったです。

こちらは注文形式のメニューになります。

 

もう一方のPLAZA PREMIUM LOUNGEについて(参考)

こちらは食事だけしか提供がなさそうです。利用していないため未確認。

利用料金(プライオリティ・パスを所持していない場合)

利用時間 料  金
2時間 NT$1,300(5,200円程度)
5時間 NT$2,000(8,000円程度)
10時間 NT$2,400(9,600円程度)

※ 2歳から11歳までは30%割引(12歳以上は大人料金)

営業時間 6:00 – 22:00

場所   4階(制限エリア)、エスカレーターを上がってすぐ

 

 

ラウンジを利用した感想

どれも素晴らしいラウンジだと思います。個人的にはTHE MOREのハーゲンダッツアイスクリームが忘れられず、時間があればいつも立ち寄っています。CHINA AIRLINES LOUNGEは限られた人しか利用できませんが、THE MOREやPLAZA PREMIUM LOUNGEは航空会社・搭乗クラスに関わらず利用できますし、快適性はどのラウンジもほとんど差がないと思います。

 

日本ー台湾間のフライトはほんの数時間、LCCでも十分耐えられる時間ですので、多くの方がLCCを利用されると思います。搭乗中にわざわざ有料の機内食を注文しなくとも、出発前にゆっくりとラウンジでの食事を楽しみませんか?個人的には、ラウンジサービスこそLCC利用者に必要なサービスだと思います。そのため、海外旅行を予定している私の知り合いにはラウンジを年会費のみで利用できるプライオリティ・パスの入手をおすすめしています。プライオリティ・パスで利用できるラウンジは台湾に限らず世界各地にあります。

 

 

台湾での私の体験記

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