いつものように鹿児島空港で搭乗開始を待っていると…
あれっ?
ドラえもん?
すっかり忘れていました。
この特別塗装機(ボーイング767-300型機、JA622J)は2017年3月より公開されている「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」とのタイアップ企画として昨年12月より運行されています。映画コスチュームのドラえもんが大きく機体に描かれている点、後方の非常口がどこでもドアになっている点が大きな特徴となります。
改めてよく見ると控えめですね。全てのドアをどこでもドアのイラストにしてもらえるとよかったのですが、いろいろと制約があったのでしょう。個人的にはANAのポケモンジェットやエバー航空(台湾)の↓みたいに大胆に機体を使ってほしいですね(別にスターアライアンスびいきではありませんのであしからず)。
そうはいっても機内はドラえもんで溢れているのではと淡い期待をしつつ搭乗開始を待ちました。しかし、いざ搭乗してみるとドラえもんがどこにも見当たらない…のび太もしずかちゃんも、スネ夫も、ジャイアンも…みんなどこへ?
結局、見つけたのは機内モニターに流れたビデオと機内販売カタログ(限定タンブラー)のみ。CAさんに確認しましたが、その他には搭乗記念として子供に配るグッズくらいでした。しかも、そのグッズは数が足りなくて見られず…子供連れが多かったそうです。グッズは羽田で積み込むため、羽田発の便で大半を配ってしまうことは仕方ないかもしれませんが、時期が時期なだけにもう少し多めに準備してもよかったのではと感じました。
私の無念さを感じたためか、後でCAさんが記念撮影用のドラえもんのぬいぐるみを持って回ってきてくださいました。 しかも、機内を探し回ってくださったのか、ドラえもんのイラストの入った絵はがきも下さいました。その心遣いに感謝です。
搭乗時にはもやもやを感じましたが、最終的にはCAさんの温かいおもてなしに心を癒されたフライトとなりました。皆さんありがとうございました。